普段、お金を払っているモノやサービスの「原価」って知ってますか?
「お蕎麦って、原価低いから儲かるらしい!」
「ペットボトルの水とか、タダやろ?」
とか、私自身、適当に考えていましたが、
正直、原価ってどれくらいなのか、
はっきり知りませんでした。
古本屋さんで、「お客に言えない原価の秘密」という本を買って読んでみると、
普段の生活に溢れているモノ・サービスの原価が書いてあり、
もうホントに、目から鱗でした。
あまりに衝撃を受けた、3点を紹介します。
1.ラーメン屋の餃子
ラーメン屋で食べる餃子って、
美味しいですよね。
ラーメンとセットで850円くらい。
お手軽に食べられます。
ですが、この餃子。
5,6個で300~350円といった価格設定の場合、原価は80~90円程度。
チェーン店の場合だと、
工場で生産されて冷凍されたものを、
その場で焼くだけなので、
コストや在庫リスクが、かなり低いようです。
タイムサービスで、餃子を無料で提供しているお店もありますが、そんなカラクリがあったんですね。
もう自分で作った方が安上がりじゃん!と思いましたが、
自分で餡を作って、皮に入れて、焼いて…という作業を思うと、
300円くらい払って食べて方がお得なのかもしれません。
うーむ、よくできた商売である。
2.ハンバーガーチェーン
今も昔も、子どもの大好物です。
よくお世話になりました。
さて、ハンバーガーの原価はいくらでしょう。
単品100円のハンバーガーの場合、
原価は60円程度です。
あれ?
原価率60%って、
めっちゃ高いじゃん!
さてさて、ポテト・ドリンクの原価はいくらでしょう。
単品100円のポテトの場合、
原価は15~20円程度。
単品100円のドリンクの場合、
原価は10円程度。
原価、低いな!笑
セットメニューを合計すると、
単品300円のセットメニューの場合、
原価は、85円。
儲けの仕組みってすごいですね。
一度仕組みを作ってしまえば、
どんどん儲かる、良い例だと思います。
3・居酒屋のサワー