原価を知ると外食できなくなる【お客に言えない原価の秘密を読んでみた】

普段、お金を払っているモノやサービスの「原価」って知ってますか?

 

「お蕎麦って、原価低いから儲かるらしい!」

 

「ペットボトルの水とか、タダやろ?」

 

とか、私自身、適当に考えていましたが、

正直、原価ってどれくらいなのか、

はっきり知りませんでした。

 

古本屋さんで、「お客に言えない原価の秘密」という本を買って読んでみると、

普段の生活に溢れているモノ・サービスの原価が書いてあり、

もうホントに、目から鱗でした。

 

f:id:seisaryu:20200731150744j:image

 

あまりに衝撃を受けた、3点を紹介します。

 

1.ラーメン屋の餃子

f:id:seisaryu:20200731150755j:image

 

ラーメン屋で食べる餃子って、

美味しいですよね。

 

ラーメンとセットで850円くらい。

お手軽に食べられます。

 

ですが、この餃子。

5,6個で300~350円といった価格設定の場合、原価は80~90円程度。

 

チェーン店の場合だと、

工場で生産されて冷凍されたものを、

その場で焼くだけなので、

コストや在庫リスクが、かなり低いようです。

 

タイムサービスで、餃子を無料で提供しているお店もありますが、そんなカラクリがあったんですね。

 

もう自分で作った方が安上がりじゃん!と思いましたが、

自分で餡を作って、皮に入れて、焼いて…という作業を思うと、

300円くらい払って食べて方がお得なのかもしれません。

 

うーむ、よくできた商売である。

 

2.ハンバーガーチェーン 

f:id:seisaryu:20200731151154j:image

今も昔も、子どもの大好物です。

よくお世話になりました。

 

さて、ハンバーガーの原価はいくらでしょう。

単品100円のハンバーガーの場合、

原価は60円程度です。

 

あれ?

原価率60%って、

めっちゃ高いじゃん!

 

さてさて、ポテト・ドリンクの原価はいくらでしょう。

 

単品100円のポテトの場合、

原価は15~20円程度。

 

単品100円のドリンクの場合、

原価は10円程度。

 

原価、低いな!笑

 

セットメニューを合計すると、

単品300円のセットメニューの場合、

原価は、85円。

 

儲けの仕組みってすごいですね。

一度仕組みを作ってしまえば、

どんどん儲かる、良い例だと思います。

 

3・居酒屋のサワー 

f:id:seisaryu:20200731151204j:image
 
レモンサワーやシークァーサワーなど、
選ぶのが楽しいですね。
 
日向夏、梅が好きです。
 

さて、サワーの原価はいくらでしょう。

 

単品350円のサワーの場合、

原価は110~130円程度です。

 

(内訳)

焼酎 40円

モンジュースなど 30~40円程度

人件費 40~50円程度

 
水や氷で、かさ増しできるので、
利益率が高く、稼ぎ頭のようです。
 
逆に、ビールや地酒などは、
水増しもできないし、
あまり高くしても売れないため、
利益率はそんなに高くないようです。
 
たまに、水みたいな薄いサワーが出てきますが、あれは希釈してたんですね。
(まとめ)
 
原価がいくらなのか、
お金を払う前に少し考えると、
儲けの仕組みが見えてきます。
 
ただ、あまり悩みすぎると、
せっかくの楽しいショッピングも、
面白くありません。
 
料理や日曜大工(DIY)など、
自分でできることは、なるべく自分でして、
どうしてもお金を支払う必要があるときは、
ゆっくり考えてから行動したいですね。
 
以上、原価の秘密を知ると外食できなくなる【お客に言えない原価の秘密「」を読んでみた】でした。
 
以下、本の目次です。
f:id:seisaryu:20200801065850j:image
f:id:seisaryu:20200801065847j:image
f:id:seisaryu:20200801065844j:image
f:id:seisaryu:20200801065853j:image